• 糖尿病食の基本
  • 2016.06.01

単品ダイエットは避ける

単品ダイエットは避ける

偏った食事は糖尿病悪化の元

巷には特定の野菜や低カロリーの食べ物のみを食べるダイエット法がたくさんあります。糖尿病の方は肥満を防ぐ食生活を心がけることが大切ですが、食事療法という観点からみると、これらのダイエット方法はおすすめできません。
まず、1日3回、特定の食品のみ食べ続けると、毎日の活動で最低限必要なカロリーを摂ることができないばかりか、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体に必要な栄養素も不足してしまいます。タンパク質が不足すると免疫力が低下し、風邪などの病気にかかりやすくなります。病気の状態では血糖コントロールがうまくいかず、糖尿病が悪化しやすくなります。
糖尿病の方にとって体重コントロールは大切ですが、極端に偏った食事を続けると体調不良を招くことがあるため、なるべく多くの品目を食べるように心がけましょう。

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監修 栗原 毅(くりはら・たけし) 北里大学医学部卒業。消化器内科、特に肝臓病学を専攻。医学博士。東京女子医科大学消化器病センター内科、同青山病院勤務を経て、東京女子医科大学教授、慶應義塾大学特任教授を歴任。現在、栗原クリニック東京・日本橋院長。「血液サラサラ」の名付け親としても知られる。脂肪肝、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防や啓蒙活動に力を注いでいる。

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