mealtime 栄養士がアドバイス!血糖値ケア日誌

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遷都1300年で今年注目されている奈良県ですが

その奈良県の香芝市に私たちの病院はあります。

病院理念「最高の診療技術と情報の提供」「地域医療の追及と実践」に基づき

開院以来、地域密着型医療ならびに、香芝市の基幹病院を目指して今日に至っています。

近年は24時間の救急診療と、特に脳外科を中心とした専門性の高い医療の提供をし、

地域の皆様により喜んで頂けるよう日々頑張っております。

 

私達の病院では栄養科には3名の管理栄養士が在籍しており、

病棟担当制としております。

個人の栄養指導はそれぞれの栄養士が担当病棟の患者様を個々に行っています。

 どの方においても年齢、家族構成、既往歴など全く同じ生活環境の方はおられないので

その方に合わせた指導をするようにしています。

 

その他に月2回集団栄養教室を行っています。

テーマは糖尿病、高血圧、動脈硬化を順に行っていますが、

糖尿病の教室で行っているものを紹介していきたいと思います。

 

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 ☆ バランスのよい食事を考えよう!

患者様にバランスのよい食事を!と伝えても

みなさまそれはどんな食事?と疑問を もたれます。

患者様は高齢者が多く、いかにわかりやすく伝えられるかを常に考えています。

教室では食事カードを貼っておき、数名の患者様に

今日の夕食を食べるならどれを組み合わせて食べますか?と選んでもらいます。

その食事カードのバックは黄、赤、緑です。

 

黄→主に炭水化物・脂質を含む(ご飯、パン、麺、いも類など)

赤→主にたんぱく質を含む(肉類、魚類、卵、豆製品、牛乳)

緑→主にビタミン・ミネラルを含む(野菜・海藻・果物)

 

1回の食事の中で黄・赤・緑の食品をそろえてください。

食事カードを実際選んでもらうことで患者様にとってはわかりやすいようです。

 

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☆ 1日350g以上の野菜を食べよう!

『野菜を食べましょう』とよく聞くけれど一体どれくらいの量?

これも患者様に生のキャベツの千切りをお皿に350gがどれくらいか

実際に盛ってもらいます。

350gのキャベツを見ると皆様驚かれます。

こんなにたくさん!!

しかし生で多く見えても、加熱するとかさも減るため、

たくさんの量の野菜でも食べられることを説明します。

 

一度にとると多く見える野菜でも、3食で分けて食べると1/3、

朝食の一品に入れてもらうことも大切です。

 

☆ ご飯の重さを量ってみよう!

いつも食べているご飯ですが、一体何gのご飯を食べているのでしょう?

病院での盛り付けでは個人で何gと決まった量のご飯を

それぞれの患者様に提供していますが、

家で量っていれている人は少ないのではないでしょうか?

教室では普段お茶碗によそっているご飯を入れてもらい、何gかを測ってみます。

 

またコンビニのおにぎり、おべんとう、牛丼のご飯など

いろんなご飯の量を実際患者様の前で秤におき、見てもらいます。

こんなに入っているの?と驚きの声もあります。

外食やファーストフードは思っている以上にカロリーが高く、

ついつい食べ過ぎてしまうので注意が必要です。

指示カロリーがある方には何gのご飯が適量かもアドバイスします。

 

このように私達の栄養教室ではわかりやすく、

みなさんに楽しんでもらうことを一番に考えています。

 

あっという驚きを与えることで印象に残ったものをひとつでも家で実行してもらえたら。

そこから食事療法に興味を持って頂き自分の食事を見直してもらえたら。

あれもこれもとすることはとても難しいです。

とても意志が強い方なら可能かもしれませんが全ての方がそうではありません。

できることからはじめよう!!

私達栄養士はいろんな知識、提案をおしつけるのではなく、

患者様に合った食事療法を一緒に見つけていくことが大切だと考えています。

 

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栄養士名 関本 友香
勤務先 東朋香芝病院
経歴 京都女子大学家政学部食物栄養学科 卒業
生年月日 1978年12月12日
血液型 AB型
趣味 テニス、旅行
好きな言葉 一期一会
モットー 笑顔で挨拶!


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記事投稿時間:2010年6月23日 09:34

btn_voice_off.png当院では、今年1月に糖尿病センターが設置されました。

これにより内分泌内科と眼科、皮膚科の医師が集約して連携が密になり、

効率よく手術や治療を行えるようになりました。

 

教育入院での糖尿病教室は、糖尿病の基礎知識や食事療法、運動療法、

合併症や検査の知識などでプログラムが組まれており、

食事療法は講義形式で2日間設けられています。

また、入院中の個別相談は、家族もいっしょに受けられるよう対応しており、

退院後の実践方法や生活の工夫などを考えていきます。

 

外来では個別相談のほかに隔月毎に夜間糖尿病教室が開催されており、

毎回、テーマ別に講演などがあります。

参加者の皆さんは、準備された夕食を味わいながら食事の工夫などを学ぶとともに、

情報交換や日頃の悩み、疑問などを出し合うなどで、

ストレス解消にも役立てられているようです。

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青森県は四季の変化がはっきりしているのが特徴です。

若草色のふきのとうの芽が、雪の中から競って顔を出し始める春の訪れから、

新緑の季節へ、そして実りの秋、三方が海に囲まれ、さらに陸奥湾を有しているため、

山の幸から新鮮な魚介類まで、種々季節の食材を楽しむことができます。

 

 ※ 特産の「帆立」や「ほや」の1単位(80キロカロリー)の目安量をご紹介しましょう。

      「帆立」は貝焼き、刺身、フライなどいろいろな料理が出来ますし、

      どちらも比較的低カロリーです。

      季節の山菜を添えるなどで、初夏の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか・・

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糖尿病の食事療法というと、何か特別なものと考えて構えてしまいがちですが、

普段の食事を整えること、食材の種類や量を考えることです。

 

偏りをなくし必要な栄養素をしっかり摂ること、

自分のからだに合ったサイズの服を着るように、

食事も自分に合った量を食べることがポイントです。

療養生活は短期決戦ではありません。

地元の豊かな食材を味わい季節の移り変わりを楽しむなど、

気持ちにゆとりを持って続けられるといいですね。

 

そして、糖尿病食は"健康食"なので、家族みんなで取り組みましょう。

 

  ※当院の糖尿病教室テキストの、最初のページに掲載している

    食習慣チェックをご紹介しましょう。ebinasann.jpg

   ・ 食事を抜いていませんか

    ・ 体重が増えていませんか

        ・ ごはんは適量食べていますか

        ・ おかずは適量食べていますか

        ・ 油の料理が多くなり過ぎていませんか

        ・ 濃い味の料理ばかり食べていませんか

        ・ 果物や牛乳のとり過ぎはありませんか

        ・ ジュースやスポーツ飲料を飲みすぎていませんか

 

 ・・・過食や偏りを自覚された方は、先ず、今できることから改善していきましょう。

また、自分に合った食べ方や工夫などがわからない場合は、

それを主治医へ伝えて栄養指導を受けられることをおすすめいたします。

 

 

栄養士名 蝦名 悦子
勤務先 青森県立中央病院
経歴 東北栄養専門学校
生年月日 1954年7月13日
血液型 O型
趣味 家庭菜園
好きな言葉 美味しい!
モットー 継続は力なり


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記事投稿時間:2010年6月 9日 10:38

btn_voice_off.pngtagamibyouin.jpg田上病院は、熊本市の中心部に位置し、

桜の名所の白川や、白川公園が

近くにある療養型の病院です。

診療科目は、一般内科、循環器科、

消化器科、呼吸器科、心療内科、

リハビリテーション科の6科があります。

特にリハビリテーション科は循環器科と

一緒に心臓リハビリテーションを

立ち上げた、九州でも数少ない病院です。

私たち職員一同は、

『皆様に愛され信頼される病院を目指す』

という基本理念の下、地域に根ざした

患者様中心の医療を追求することに

日々がんばっています。

 

  

 栄養指導は、入院患者様と外来患者様に行っています。

患者様は年齢や仕事や家族構成などさまざまで

それぞれにいろいろな問題点があります。

患者様一人一人にあう指導を目指しています。

 

食事療法の一番の目標は「長く続けられること」です。

最初から高いハードルを求めてはそれを飛ぶ前に飛ぶことをあきらめてしまいます。

患者様の一番の問題点を探し、実行できることを一緒に見つけることから始めます。

「やってみようかな」と思っていただけたら、一歩前進です。

特に糖尿病は長く付き合っていかなくてはいけない病気なので

患者様が途中で投げ出さないようにお話していきます。

 

 《問題点のあれこれ》

◎ごはんは少ししか食べないでおかずを多く食べる。

◎夕食にお酒を飲むのでごはんは食べない。

◎ スナック菓子は甘くないので大丈夫?

◎ 果物は大丈夫?

◎ アイスクリームやお菓子がやめられない。

◎ 一人暮らしでなかなか自炊ができない

などなど、さまざまな問題点が浮かび上がってきます。

 

①まず、必要なエネルギーとは?

 年齢・性別・身長・体重・活動量などふまえ、必要エネルギーを算出します。

  標準体重(身長m×22)×活動量(25~30)kcal

 

②現在の食事内容は?

 患者様の現在の状況に合わせてその中のベストな食事とは?

  ―例―

  ■ ご自宅で食事をされる方

    朝・昼・夕をきちんと取りましょう

    ごはんを減らしすぎるとその分、おかずを食べ過ぎるので気をつけましょう。

    おかずを食べ過ぎるとエネルギーも増えてしまいます。

    ごはんやパンは糖尿病の敵ではありません。

    野菜メニューもなるべく多く取り入れましょう。食物繊維を味方につけましょう。

 

  ■ 一人暮らしの方(外食が多い方)

     コンビニのお弁当やスーパーのお惣菜の選び方は、

     エネルギーに気をつけましょう。

     揚げ物や味の濃いものは避けましょう。

     外食は和定食がお勧めです。

     一品メニューは避けて、野菜の献立が入っているものにしましょう。

     そして残す勇気を持ちましょう。

 

  ■ 間食について

    血糖値に影響があるので食べないにこしたことはないのですが、

    どうしても食べたい時は自分の中で約束事を決めるようにしましょう。

    小さくてエネルギーが少ないものや果物などを食べましょう。

     しかし果物も食べ過ぎないようにしましょう。

 

食事療法は、人によって多少の違いはありますが、基本は同じです。

患者様にとって食事が食事療法ではなく、

「普段の食事」になることのお手伝いができればと思っています。

 

 ≪私からのもうひとつの御提案≫shigeishisan.jpg

 ◎スーパーマーケットを最大限活用しましょう!!

「糖尿病と診断されあれも食べれない、

これも食べれない・・・」と思っていませんか?

確かに控えたほうがいいものもありますが、

必ず替わりになるものがあります。

 

調味料売り場に行って見てください。

砂糖の代わりになる甘味料があります。

カロリー0のものや血糖値に影響しないものなど、

その中から自分にあうものを見つけてください。

減塩に力を貸してくれるものもたくさんあります。

 

 一人暮らしで野菜料理の自炊がいいとわかっていても

野菜は買ってもすぐには食べきれず半分以上無駄になり捨ててしまって・・・

という悩みも栄養指導中によく聞きました。

そんな方は冷凍食品売り場に行ってみてください。

冷凍食品コーナーはコロッケだけではありません。

冷凍野菜コーナーがあります。

ほうれん草やブロッコリーは当たり前、焼きなすも見つけました。

思った以上の品揃えがあるかもしれません。

もちろん新鮮野菜も必要です。

新鮮野菜のアレンジでいくつかストックしてみませんか?

野菜料理のアシスタントになってくれると思います。ミックスきのこはおすすめかも!?

一人暮らしだときのこは食べきる前に黒くなって捨てた経験はありませんか?

 食べれないものを数えるより、それに替わるものを見つけて食事を楽しんでください。

 

最後にもうひとつ。

甘いものが大好きな人が糖尿病となり

甘いものが食べれなくなったときの悲しさはうかがい知れませんが、

これもまたパートナーはいるものです。

マービーのジャムや、飴、グリコの80キロカロリーのアイスクリームや和菓子など

糖尿病の方も食べれるものがあります。

毎日というわけにもいきませんが、

自分の食事療法の味方になってくれるパートナーを探してみてはいかがでしょうか。

 

 そして、私たち病院栄養士もよきパートナーになりたいと思っています。

「あれは食べてはいけません。これも食べてはいけません。」と

口やかましい栄養士としてけむたい存在かも知れませんが、

一緒にお手伝いをしたいと思っています。

わからないことがあったら、かかりつけの病院の栄養士をフルに活用してみてください。

きっとお役に立ちたいと皆思っているはずです。

 

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 【エネルギーコントロール食/糖尿病食】

 ■メニュー

   ごはん・鶏の黄身焼き・胡瓜の酢の物・小松菜の煮浸し・オレンジ・牛乳

 ■栄養成分値

   カロリー:581cal

   タンパク質:23.2g

   脂質:12.9g

   炭水化物:90.2g

   食物繊維:4.8g

   塩分:2.0g

 

 

栄養士名 重石 裕美子
勤務先 大玄会 田上病院
経歴 中村学園大学 食物栄養学部 卒 
生年月日 1960年4月22日
血液型 A型
趣味 音楽鑑賞
好きな言葉 ありがとう
モットー 前向きに。


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記事投稿時間:2010年5月26日 09:43

btn_voice_off.pngsaiseikaimaebashi.jpg済生会前橋病院は、

320床の急性期病院です。

"愛と希望"を基本理念に掲げ、

診療を行っています。

 

糖尿病に関しては、

糖尿病専門医をはじめ

コメディカルで構成される

糖尿病診療支援チームを

発足させ、活動しています。

 

活動内容としては、糖尿病教育入院、治療入院、外来での患者教育、

そして昨年から地域連携にチームで取り組んでいます。

糖尿病専門医、糖尿病看護認定看護師をはじめ、

糖尿病療養指導士を取得している多職種がそれぞれの専門性をもって

患者さんの治療に携わっています。

 

yoneda.jpg今回、この話の題を

「糖尿病と生きるということ」としましたが、

それは生きること、

つまり生活することと食事は

切っても切れないと考えるからです。

 また、食事内容を見直す前に、

どのように糖尿病を持ちながら生活するか、

生きていくかを考えてみることが大切だと

考えるからです。

 

答えは個々人で異なり多種多様なのだと思いますが、

人生観や食事に対する想いを医療者に伝えていていただくことで

より良いアドバイスが可能となります。

 

糖尿病は合併症が怖い病気ですが、うまく付き合えば普通の生活が可能です。

食事管理も重要ですが、5年後10年後のあなたの生活はどうなっているでしょうか?

まず計画を立ててみてください。

 

  ここからは糖尿病とうまく付きあうための食事管理のポイントを簡単にご紹介します。

医師からは1日のエネルギーを指示されると思いますが、

難しいエネルギー計算は少しずつ覚えていただくとして、

まずは3つの「あ」に気を付けてみましょう。

 

 3つの「あ」とは、あまいものあぶらものアルコールのことです。

 

多くの方から「全部好き!」とか、「お菓子をついつい」という声を聞きます。

この3つの「あ」は、どれも高エネルギーで過食は高血糖と肥満を招きます。

 

3つの「あ」のうち、どれか一つでも好きな方はそれを減らすことから始めてみましょう。

全く食べてはいけないというとかなりストレスになるので、

今まで食べていた半分にするとか、

エネルギーを調べて1日100kcalまでにするなど、

実行可能な目標を立てましょう。

家にあるとつい食べてしまうので、まず買い過ぎない、作り過ぎないことが大切です。

 

 次に、食事バランスについてお話します。

バランスと言っても曖昧ですが、

主食(ご飯やパン)・主菜(肉や魚、卵料理)・野菜中心の副菜が並ぶと

一般的にはバランスが良くなります。

 

ラーメンやカレーライスだけの単品メニューになっていないでしょうか?

単品メニューはバランスが偏る原因となります。

主食となるご飯やパンは炭水化物を含み、血糖値を高めますので

自分の適量を知り、守ることが重要です。

 

例えば、1日1600kcalの指示エネルギーの方は、

1食あたりご飯160g、食パンなら2枚程度が適量です。

 

主菜となる肉、魚、卵、豆腐料理ですが、1食に1皿が適量です。

魚であれば60g程度の1切れ(ただし干物は塩分が強いので避ける)、

肉は生の状態で60g(挽肉料理は脂が多いので注意)、

卵は1個分、豆腐なら100gが適量です。

 

野菜中心の副菜は3食食べたいものです。

ただし、ドレッシングや油を使った天ぷらや炒め物は、

エネルギーが高くなるので注意してください。

 

食物繊維を摂ることで血糖値の上昇が緩やかになると同時に

食べ応えのある野菜は満足感も得られるためです。

ぜひ、心がけてください。

 

 簡単に食事管理のポイントをご紹介しましたが、

食生活は個々の習慣や価値観からかなり多様なものです。

自分で達成可能なことから始めてみましょう。

 

そして迷ったり悩んだりしたときは医師をはじめ、

医療スタッフが専門的な立場からお手伝いを致しますのでご相談ください。

私たち医療スタッフはチームで活動していますが、

その中心にいるのは糖尿病を患う方々です。

「あなたらしく糖尿病と生きること」を支援することが私たちの役割と考えています。

 

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 3枚目の写真はイタリア・カプリ島の海の写真です。

糖尿病デーのイメージカラーはブルーなので。

ちなみに、ブルーは青空の下の全ての国の連帯を意味しているのだそうです。

 

栄養士名 米田 香織
勤務先 済生会前橋病院
経歴

日本女子大学 家政学部 食物学科管理栄養士専攻 卒

群馬大学大学院医学系研究科 博士科前期 卒

生年月日 1980年4月25日
血液型 A型
趣味 食べ歩き、旅行
好きな言葉 夢は大きく!!
モットー ポジティブに生きる


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記事投稿時間:2010年5月12日 00:00

btn_voice_off.png 大阪国際空港に程近い位置にある当院は、京阪神地区でもあり利便性が高い反面、

まだ少し畑なども残る、のどかな環境にあります。

 当院は、急性期医療病院として位置付けられ、「職域と地域に応える信頼の医療」を

基本理念に掲げ、近隣の診療所と連携をとりながらの医療を提供しています。

糖尿病の治療に関しては、地域の診療所で血糖コントロールが困難になった患者さまの

教育入院や、他の重篤な疾患を治療する為に来院された患者様の血糖コントロールを

中心に行なっております。

 

kadosan.jpg 私の所属する栄養管理室は、管理栄養士が6名おり、

入院中の患者さまの栄養食事管理はもちろん、

入院・外来の患者さまへの

個人栄養指導、集団栄養指導、

健診の方への特定保健指導などを行なっています。

栄養指導はすべて予約制で、

個人栄養指導は平日の朝9時から16時半まで

患者様の病態に応じたきめ細かな内容で、

糖尿病の集団指導は月1回のペースで、

初回入院や病歴の浅い患者さまを対象に

                         実施しています。

 

そのなかの糖尿病集団指導を「糖尿病教室」と呼んでいますが、

4回でひとつのコースとして、私のほかに、

内分泌内科医師、薬剤師、看護師、理学療法士、臨床検査技師、歯科衛生士と

さまざまな職種からのコーナーがあり、すべて受けていただくと

糖尿病に関する基本的な知識が得られるプログラムとしています。

 

実際の糖尿病教室のプログラムを紹介します。

第1回 糖尿病とは?糖尿病の基本を知ろう(内分泌内科医)

      食事療法ってどうするの?(管理栄養士)

第2回 食品交換表をマスターしよう(管理栄養士)

           フットケアで足を守ろう!(看護師)

           糖尿病と歯周病の関係(歯科衛生士)

第3回 何でも質問箱(内分泌内科医)

           糖尿病のおくすり箱(薬剤師)

           食事療法実践編「自分で献立を作ってみよう」(管理栄養士)

第4回 糖尿病の検査の見方(臨床検査技師)

           あなたの食事療法は正しいですか?(管理栄養士)

           運動療法を楽しもう(理学療法士)

 

  糖尿病は、患者さまと手を取り合って、チームで取り組む疾患です。

糖尿病教室も患者さまの病態に応じていろいろな治療法があり、

いろいろなスタッフがサポートしている事を実感していただければいいなあ、と思っています。

さまざまな職種からのアプローチがある中で、

食事療法に関するコーナーは毎回組み入れています。

これは、やはり糖尿病の治療は食事療法が基本となる為で、

薬物療法などと違い、患者さま自身が考えながら実行する治療法として

繰り返し学習をしていく必要があるからです。

その為に、食事療法のコーナーではいわゆる講義の形は最小限にして、

参加した患者さまが自分で考えてもらったり、身体を動かしてもらうような方法を取るように

心がけています。

 

そのひとつに食品カードゲームがあります。

食品交換表の6つの表の分類が正しく理解できているか確かめるためのもので、

参加者はいくつかのグループに分かれて、食品のカードを食品交換表の6つの表と

同じ番号のトレーに分類してもらいます。

講義として話を聞くだけでは何となく理解しているようでも、

実際にカードを分類していくと意外と出来ない方が多いのです。

自宅で実際に食事をする時は、医療者が毎日付き添ってアドバイスは出来ません。

自分で頭と身体を動かしてもらって初めて自分の食事療法が出来るのです。

また、ゲーム形式は肩の力を抜いて取り組めますし、

グループになる事で周りの参加者と相談しながらできるので、

自分が憶えきれていない事も、人が喋っている内容を聞いて"あっ、そうなんだ・・"と、

こっそり憶える事もできます。

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毎回参加するみなさんワイワイ喋りながら楽しそうに取り組んでいらっしゃいます。

また、私が糖尿病教室の際必ず言う事は、

「何を食べるか?ではなく、どんな食べ方をするかが大切です。

食べ方について考えてみましょう」といった内容です。

 

 これは、食事内容も大事ですが、具体的な食材を考えるよりも、

まず食事を取り巻く生活そのものを見直して欲しいからです。

「ゆっくり、よく噛む」

「食事時間の規則性」

「遅い時間に食べていないか」

「運動のタイミングは」など、

いくら食事内容を改善していってもこれらがうまく噛み合わなければ、

血糖管理はうまくいきません。

 

 その為に、私はいろいろな職種との連携を大切にしています。

その一環として、私は院内の糖尿病小委員会の活動にも力を入れています。

私を含め、日本糖尿病療養指導士を中心に、

医師、理学療法士、看護師、薬剤師、臨床検査技師が集まって、

患者さまだけでなく、職員の糖尿病への知識向上の為に啓蒙活動をしています。

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写真は職員向け情報誌

「糖尿病新聞」です。

患者さまをサポートする側の

スタッフが、案外糖尿病の

知識の低い人もあり、

毎日の業務の中で、

患者さまからの質問に

スムーズに答える事が

出来る知識をつけてもらう為に、食事・運動・薬・生活の基礎知識に加え、

院内の便利グッズの紹介などもしています。

 

  糖尿病の治療は、ひとつの事だけを実行してもうまくいきません。

職員と患者さまがそれぞれに知識を深め、

食事・運動・薬・生活の全般を一緒に悩み、考えながら

長く治療を続けられるお手伝いができる為にこれからもがんばっていきたいと思います。



 

栄養士名 門 敦子
勤務先 近畿中央病院
経歴 甲子園大学栄養学部 卒
生年月日 1967年7月18日
血液型 B型
趣味 お菓子作り・書道
好きな言葉 ラッキー・継続は力なり
モットー 笑顔


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記事投稿時間:2010年4月28日 00:00
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FUNDELY 日本コカ・コーラ株式会社