お久しぶりに書き込みます。
最近、築地魚河岸の跡継ぎである料理家の先生と知り合い、
ネバネバのタレを教えていただきました。
ネバネバもののと言えば、納豆、おくら、山芋ですが、
さすが築地らしく「がごめ昆布」を使って,ネバネバを引き出すんです。
この「がごめのネバネバ」、どこかの画像では見たことあったんですが、
実際、目のあたりにするとスゴイんです。
一晩、お酒につけておくと、何ていったらいいんでしょ、ほぼゼリー状。
これをだししょうゆと割って、タレにするんですね。
ネバネバだと食材とからまず、反発するのかな、と思いきや、
くるりと食材にからみついて、つるりと口の中に。
「がごめ昆布」は、あまりだしが出ないのが弱点なのですが、
逆に、ネバネバを引き出すのに一晩漬けて時間をかけても、
昆布だし風味が過剰にならないんです。
この先生、さすが築地魚河岸の先生、気風が良くて素敵なんですけど、
細かいレシピはこだわらないんです。
ということで、しばらく、「がごめ昆布」を探って、先生秘伝のタレを素に
自分のレシピをつくってみます。
また、ご報告しますね。