木々の緑が美しい季節になりました。

年度も変わり、新しい生活を始める前に健康診断を受けた、という方もいらっしゃると思います。その中で糖尿病、もしくは糖尿病の疑い(境界型)といった診断を受けた方はいらっしゃいませんか? 糖尿病治療ガイドの中で糖尿病境界型とは、糖尿病に準ずる状態とも言われており、空腹時血糖が110~125mg/dlとされています。その他、糖尿病の診断には空腹時血糖値のほか、1~2ヶ月の平均血糖を表すといわれるHbA1c、随時血糖、網膜症などの合併症の有無も対象となります。

糖尿病の疑い、もしくは境界型と診断された方の中で、「今は、痛いも痒いも何も症状が無いから大丈夫!!自分の身体は自分が一番良く知ってるからね・・・」と、見過ごしている方はいらっしゃいませんか。知らない間に実は合併症が進行していた!なんて場合もあります。糖尿病は、別名「サイレントキラー」とも呼ばれており、症状がない事が特徴の一つともいわれています。

健康診断の結果、「受診をお勧めします」などのコメントあった方。お忙しいとは思いますが一度受診をしてみてはいかがでしょうか。受診は自分の身体の状態を知るための第一歩です。

今回は『血糖・血圧・そしてお通じにも◎、塩分0、カンタン野菜たっぷりスープ』を紹介します。

☆ 材料 ☆

〇 冷蔵庫にある野菜(種類はなるべく多めに)(今回は、カブ、かき菜(北関東伝統野菜)、ごぼう、大根、人参、キャベツ、じゃがいも、山椒)

〇 サバ荒削り節

☆ 作り方 ☆

① サバの荒削り節をパックに入れて出汁を取る。

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② 野菜は、なるべく多くの種類を使用し、やや大きめにカットする。

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③ 30~40分くらい中火で加熱。

④ 器によそったら山椒の葉をのせる。

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野菜をたっぷり摂ることで、食後の急激な血糖上昇を穏やかにします。そして、野菜を大きくカットしたことで「噛む」ことを意識し、早食いの防止をします。また、出汁は市販のものではなくサバ削り節を使用したことで、減塩の効果を。最後に山椒の葉を乗せたことで味にアクセントをつけます。

☆ スープに入れる野菜を選ぶ上での注意 ☆

イモ類(じゃがいも、サツマイモ、サトイモ)やカボチャは、血糖値を上昇させる糖質を多く含む食品となりますので、使用する場合は少量とします。また糖尿病の方の中で、腎臓の機能が低下されている方は、野菜を一度湯通しした後、水にさらしたものを使用することをお勧めします。

時には身体に優しいスープを摂取して身体をリセットしてみませんか?

ヤドン

  さん

いい献立ですね
糖尿病を疑われたことはありませんが、疑われる前の予防が一番ですね
少しづつ知識を増やしていきます

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しろくま

  さん

スープいいですね!
野菜も多く取れそうです。試してみたいところです。

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