災害時と糖尿病について  

普段は血糖が上手な方でも、災害時は生活環境が変化することもあり、血糖管理が難しくなる場合があります。時に災害は、我々の意志に反して突然起こることがあります。いつ起こるか分からない災害時においても、慌てることなく血糖管理を普段と変わらずに維持できるような備えが必要になります。

今回は、災害時における糖尿病患者様の備えについてお話します。

1、 お薬や関連物品

飲み薬やインスリン、GLP-1などの注射薬、また注射針、アルコール綿、血糖測定器、センサーなどは糖尿病患者様にとって毎日使う大切な物品です。余裕をみて、2週間分以上は用意しておくと安心です。

2、 お薬手帳

万が一の際、お薬手帳を提示することで現在使用している飲み薬や注射薬の確認ができます。また、糖尿病連携手帳も合わせて保管しておくと、今までの血糖管理の経過が分かりますので大変便利です。

3、 避難袋

お薬や関連物品、お薬手帳の他、緊急連絡先を記入したメモ、低血糖対策のためのブドウ糖、また明かりが十分でない場合、薬を正確に把握するために必要な懐中電灯、その他必要な方は老眼鏡の予備もあると安心です。

いつ起こるか分からない災害も想定し、普段から十分な備えをしておきましょう。どんな時でも慌てることなく血糖管理が良好に保てるようにしておきたいものです。

次回は、5月24,25,26日

東京国際フォーラムで開催される糖尿病学会についてお話します。

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きす

  さん

それまでなんの薬を飲んでいたのか、それまでなんとなく薬にある薬を飲んでいたなどだと、お医者さんも大変です
手帳はいいですね…説明の手間も省けますし

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ニドリーナ

  さん

全部まとめて取りやすい場所に置けばいいですね
薬の箱はだいたい食器棚のうえにあると思いますか、皆さんどうなんでしょうか

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ニッコウキスゲ

  さん

必要不可欠な薬が不足すると、命に関わってしまいます
備えた方がいいとわかっていても、なかなかそうはいかないですよね
気をつけます

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さいたま

  さん

糖尿病に限らず急な発作は気をつけたいものです
心配事が増えても大変ですが備えはあるにこしたことはないと思います

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yuu

  さん

いつ起こるか分からない災害だからこそ、
しっかり準備しておくことが大切ですよね。

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しろくま

  さん

生活環境が大きく変化する災害時だからこそ、十分な備えが大事ですね。
日頃の生活の考え方にも応用してみようと思います。

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