ミャンマーは、2008年5月17日のサイクロンで、大きなの被害を受けました。ミャンマーはかつてビルマと称し、日本では竹山道雄の小説「ビルマの竪琴」でなじみ深い仏教国です。日本人が第2次世界大戦時には迷惑をかけた国の一つです。しかしこの国の人々は大変に親日的です。

神戸ミャンマー皆好会は、日本語学校校長テイン エイエイコ博士を通し、災害復旧のための募金活動を行いミャンマーを積極的に助けておられました。神戸ミャンマー皆好会は、このサイクロンの災害のあった以前からミャンマーの海岸地区へのマングローブ植林等のボランテイア事業をやってこられた団体です。

皆好会が活動していた地区エーヤワデイ管区コンチャンゴン市シュワアレイワ村の小学校が流され、全く連絡できず子供達の消息すらわからない状況だったのが、多くの子供達は元気だったことがわかりました。

皆好会は苦労されて援助金を集め、何と小学校を再建されたのです。

小生も先方のテイン エイエイコさんとも相談いたしました。何か援助できないかと。

あちらでは各家庭の庭に必ずバナナを植えています。それは日本のものとは異なった小型の甘いバナナと言います。むこうにはイモ類もあります。そこからデンプンを集める事は可能です。これらでパンを焼こうと思いました。

バナナから小麦グルテン様のねばりを求めるのは、バナナを成熟させて糸をひくようになれば可能です。我々のところでパンの試作に用いているのは、若いバナナ(青いもの)を放置して、バナナが黄色からそのうち真っ黒になったものを使います。そのバナナを砕いて凍結乾燥して、その粉に小麦デンプン、砂糖、イーストをまぜ、醗酵させてパンを焼きます。ドウは良く膨らみ、オーブンで焼くとバナナ臭のする膨化食品(パン)ができました。

今、このバナナパンの試作を試みておりますが、小麦デンプンのかわりにタピオカ、ヤムイモ、タロイモなどの先方のデンプンを入れればよいのです。

イーストはあちらに上等なのがあると思います。あちらの国々にはかってフランス人が入り込み、フランスパンの歴史があるはずです。彼らの独自のパンの食文化があると思います。

目下、その製パンのトライアルを小生のところで行っています。うまくいったら、ミャンマーの子供達にバナナの香りのするおいしいパンを提供したいと卒論学生の西村さんと夢見ています。

Shozzy

  さん

バナナを材料にパンを作れるなんて知りませんでした。写真も見てみたいですし味も知りたいです。

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リンダ

  さん

パン生地にバナナを混ぜたものを作ったことは
ありますが、これはバナナが主材料なんですね。
もし完成しましたら、写真なども添付していただけることを
期待しております。

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オサム

  さん

バナナの木で完熟させたバナナは
本当においしくて
日本で食べるバナナとは全く別物ですよね
私はたぶんそのまま食べる方でしょうが
バナナグルテン?でつくるパンも
よろしいかと思います。

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ダンボ

  さん

バナナの香りのするおいしいパン、

“トロピカルバナナパン”となずけました。

実現した暁には、現地で食べたいです。

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K

  さん

ミャンマー軍事政権に嫌悪感を持つ自分ですが、ビルマの人達特に子供達に支援するグループには敬意を持ちます。バナナパンなんか思っただけでヨダレが垂れます。

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