小生のところで学位の研究をした小澤さんは、現在神戸女子短期大学食物栄養学科の助教です。昨年年末に報告することがあると言われました。3月には結婚するとのこと。おめでたいことで、夕方には外に出て祝杯を上げた次第です。
小澤さんは、小生のもとで学位取得のための研究をやりたいと言ってこられました。本学ではその頃、本人からの申請があれば7年間のうちに学位を取るチャンスを与えようと言うことになりました。週1日の特別研究日を与え、研究をやらせようという体制をつくりました。従って土、日を入れれば、週3日間の研究体制がとれるというわけでした。勿論その他の日でも暇な時間を見て、あるいは夜間でも研究が自由に出来るという恵まれた体制です。
小澤さんの研究テーマ「小麦粉の乾熱処理がパンケーキの性状に及ぼす影響について」が、スタートしたのは平成14年7月30日からで、本人の刻むような努力により6年目には国際専門誌に英文論文3報がアクセプトされました.その間も、仕事、仕事で短期大学の仕事は大変に多忙をきわめました。平成21年3月17日には正式に本学の食物栄養学博士を取得し、現在助教へと昇格してます。彼女の学園内での評価も高く、将来更に上へとすすむものと期待されます。
短大などでまじめに働く女性は、毎日の業務におわれ、なかなか結婚の縁を引き寄せられないのではないでしょうか。全く結婚する気持ちはなく、独身でこのままキャリアウーメンでやって行くのか。小澤さんもその中の一人かと思っていました。今回、突然の彼女の連絡には驚くと共に、小生の考え方が大きく誤っていたことがわかりました。
誰でも結婚は当然であり、家庭を持ってそして仕事をという考え方でしょう。社会の中にあって、家庭生活とともに自分を生かしてゆくという考え方です。そういう観点から女子学生を扱うこのような社会環境の中は、第3者が大いに力を入れないと結婚のチャンスは生まれるないと感じられました。
仕事の多忙さ、彼女の場合特に学位の件、昇格の問題などの件があり、その時期を失ったきらいがありました。
このケースは男性についても言えるでしょう。大学等の公的な研究機関で精力的に仕事を行なう場合、チャンスを逃すのです。現在大学教員も任期制が常識になりつつあります。3年の期限があり、その中で業績を上げないと次のステップへあがれません。そのため結婚の時期を逃し、なかなかチャンスがなく、そのまま40−50歳へと突入してしまいます。
お相手の方も時間的余裕の出たそのタイミングで合致したのでしょう。時期的に少々おくれても、気持ちが通じれば結婚すべきでしょう。
よい話で、ここに紹介いたしました。
cureia
さんおめでとうございます!
働きながら結婚生活を送ることができるのはとても幸せですね。末永くお幸せにお過ごしください。
トーテム
さんおめでたいお話です。
私の男性の親戚も研究職をしておりますが、女性との出会いが無いと嘆いております。
結婚は、より一層の励みとなりますのでこれからもバリバリと活躍していってほしいです。
chaw
さん仕事も充実し、家庭も持ちうらやましい限りです。
好きなことを全うしてる方は魅力的だろうな、と思います。
小澤さんの一層のご活躍を願っております。
ふー
さん小澤様、ご結婚おめでとうございます。
家庭と仕事との両立は大変だと思いますが
頑張っていただきたいです。
ダンボ
さん良いお話ですね。
昔と違い、男性も家事をする時代になってきましたので、女性が社会進出する基盤は随分整ってきたと思います。
tomato
さん働く女性が増えてきたにも関わらず、環境が整っていないと
いうのは良く耳にします。その中で自分のやりたい事を
叶えつつ、幸せも手に出来る環境があるというのは、
大変素晴らしいですね。もちろん本人の努力次第だとは
思いますが。見習いたいです。
小澤さんが素敵な家庭を築かれていくことを願っております。
ぺぺろんちーの
さん忙しく働きながらの研究はきっととても大変ですよね。辛い時がたくさんあるのではないかと思います。結婚して、ますます精力的に研究をすすめられることを願っています。小澤様、本当にご結婚おめでとうございます。
りんご
さん小澤さん、おめでとうございます。
働く女性として
とても尊敬します。
cureia
さんおめでたい話ですね。
家庭も仕事も順風満帆にいって欲しいと思いました。
偽PT
さん良いお話でおめでたいですね。
第一線活躍されている方が、御結婚してまた仕事も家庭充実していただければ、幸せだと思います。
ふたちゃん
さんとても幸せなお話しですね。
仕事もバリバリこなし、結婚も手に入れられた小澤さんがうらやましい限りです。
Pig。
さん女性の社会進出も増えてきていますね。女性にとって、独身でキャリアウーマンなのと、結婚して家庭に入るのはどちらが幸せなのかと考える事があります。
なので、働きながら家庭が持てる女性に憧れます。
私も頑張りたいと思います。
Shozzy
さん研究機関で研究しているとなかなか良縁に恵まれるのが難しいのではないか、というのは正直思います。
そういったことが原因で優れた方が研究職を敬遠することがないような社会になるといいなと思います。
オサム
さん働く事と、子育てすることが
相反しない国にならなければ
少子化が止まることは無いかもしれませんね。
結婚や出産が働く女性にとって
リスクになってはいけないですね。
ミー
さんおめでたいお話ですね。
仕事を第一線で頑張っている女性が
家庭での幸せを手に入れられる
というのは素敵なことですね。
同じ女性として憧れます!