神戸女子大で5/16以下のように報告会行いました。

2年前(2011年)の3月11日に東日本大震災、M8.8 or 9.0-9.2が起こり、あれから大分時間が経ちました。今回8月には本学上野教授を中心に学生とともにバスで東北被災地を巡ってくるとのこと、大変に結構なことと思いました。

小生、被災後3度、石巻女川方面をみてきました。石巻、女川は牡鹿半島の先端にある、リアス式海岸の良港です。実は小生は子供の頃、父親の仕事の関係で女川に住み、女川第2小学校の卒業生です。そんな関係でその自分の住んでいたところなどの様子をみて来たのです。

だから石巻もよく知っておりました。場所は仙台から電車で牡鹿半島の先端まで向かいました。
仙台からは仙石線があり、石巻まで行き、そこからさらにJR女川線で女川まで行きます。女川はJRの終点で漁港としては良好で、昔から漁業界者、水産会社が結集しているところでした。いまは女川の一つ手前の浦宿まで修復してます。あとはバスです。


石巻は女川に比べ、さすがに都会だけあって、復旧は早く、2回目には(昨年、 8/14
)かなり復旧していました。3回目いったとき(今年、 3/11) には、ある地区を青山学院大学が責任を持ってし復旧修復したということでその修復地区には大きな感謝の写真が出ていました。

青山学院大学のある研究室などが中心になってやってました。

しかし女川はもっとひどくやられたため、本質的な修理をせねばならぬということでしょう。3年経ったけど相変わらず町は被災時そのままです。

甲子園のような大きなグラウンド状に放置されていて、元女川町中心部には縦横にダンプの道路ができていて、歩行者は危険な状況でした。子供のときの本屋(酒井本屋)、薬局(村中薬局)に友達がいたけど、その家屋などは跡形もありません。
JR女川駅が全くないのですから。

女川の町は津波(14.8m)で大きなビルが波の力で引き倒されていることが有名です。
2-3件のビルが町のまん中に倒れており、あるものの中には赤い自家用車がはまっている例もありました。

女川町はこのまま記念館としてとっておくのでしょうか。


いまさら被災地をみて何になるのだという意見もありましょうが、この宮城県土木課の関さんは、そうではなく、 "東北の状況を,広く知って頂くことは今後の防災にも非常に大切なことと思います。現地では震災を「忘れられること」が一番つらいです。被災地であるはずの仙台市内でも,街なかは平静を取り戻し心ない人も多くなってきています。宮城県では,貴重な経験をした者として,全国の皆様に発信して行く責任を負ったと思っておりますので,「津波伝承プロジェクト」を立ち上げ要請があれば講演を行う準備を進めています。しかし,講演を行うよりも,現地を見ていただくのが一番と思います。まさに「百聞は一見にしかず」ですね。"と言っておられます。

皆さんの8月のボランテア旅行は参加学生に大きな影響をあたえることと思います。皆さんぜひご参加ください。

北海道に釧路原野があり、低湿地帯が有名ですが、これなども震災被災地を放置にしておき、その結果、釧路湿原になってしまったのです。


ポテト

  さん

震災のニュースが減ってきましたね。
しかし、南海地震等への防災意識は国全体で
高まっているように思います。
一日でも早く復興することをお祈り申し上げます。

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りんご

  さん

震災のニュースも少なくなり、
復興し始めているイメージがありましたが、
まだ手つかずの地域も多いんですね。
一日も早い復興応援しています!!

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chaw

  さん

震災からもう2年経っているのですね。被災地を実際に目に焼きつけること、また、経済の活性化を願って一度訪れたいと思います。

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ふー

  さん

震災のニュースが少なくなり
復興の意識が少し薄れてしまっている気がします。
震災のことを忘れることは無いとは思いますが
再度震災の事について考え直していかなければ
ならないと感じました。

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ミー

  さん

「百聞は一見にしかず」そうですね。
私は現地を見ていないので本当の意味の
被害の大きさ、住民の方の苦しみは
理解できていないのかもしれません…。
風化することなく、復興支援の継続や
今後の備えが必要ですね。

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ダンボ

  さん

被災地の現状を、肌で感じていない私は、単なる復興ではなく、将来を見据えた、革新的な復興を考えてしまいます。
やはり被災地に2回~3回行ってみるのではなく、2~3ヶ月、現地にとどまってみてみないとわからないことが、多いのでしょうね。
少し先の話になりますが、来年の夏、被災地に行ってみるつもりです。

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偽PT

  さん

メディアも復興のニュースが少なくなってきていると思います。まだまだ復興には時間がかかり残念です。話を聞くよりも現地に行って見ることが大事だと感じました。

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トーテム

  さん

最近では震災直後の恐怖感もほぼ忘れてしまっています。

大震災は再度起こる可能性が高いと言われていますので、忘れずに備えていきます。

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Pig。

  さん

被災地には行っていませんが、震災の写真展には行きました。でも、ああいう写真展は感動するシーンが多いので、現実はもっとひどいものだろうと思います。
私は大阪に住んでいるので、淡路大震災を体験しました。それほど被害のない地域でしたが、それでも家の中は無茶苦茶になりました。
被災された方はこの体験を絶対に忘れないと思います。

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kame

  さん

父が被災地へ行ったので、震災直後の写真を見たことがあります。
写真ですが、とても凄まじかったのを覚えています。
私も被災地へ足を運んで、現状を目に焼き付けたいと感じました。
一日も早く、復興してくれることを願っています。

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オサム

  さん

自分自身も大きな揺れを経験したので、
3.11が自分の中で消えることは無いでしょうが、
東北被災地に対する想いが薄れてきているのは確かです。
日本は近い将来に大きな災害が予測されているので、
被災地に対する想いを新たにするとともに
今後の自分たちの備えもしっかりとして
いかなければならないですね。

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tomato

  さん

私も、被災地を見ることはとても重要だと考えます。
ただ単に興味本位で現地に来られてもと、
とまどう被災地の方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際に、私も被災地に行き海から何キロも離れた
畑の中に船がひっくり返っているのを見て、鳥肌が立ちました。それに、知り合いの方の漁船が流されているのを、
偶然テレビで目にした時は、本当に恐ろしかったです。
何か1つでも出来る事をやっていく、行動に移す事を教えられました。

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cureia

  さん

震災の復興にはまだまだ時間がかかりそうですね。
原発などの問題もあるので、長期的な支援が必要だと思います。目を背けずみんなで協力していきたいですね。

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匿名

  さん

震災についてのニュースが少なくなってきましたね。
当時よりは義援金なども集めるのが難しくなってきていると思うのですが、復興に役立てる様にみんなで協力していきたいですね。

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ぺぺろんちーの

  さん

東日本大震災が起きてからもう2年が経っているのですね。なかなか被災地を訪れる勇気がなかったのですが、先生の記事から自分の目で見ることの大切さを改めて感じました。忘れてはいけない、大切なことですね。

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ひいらぎ

  さん

未曾有の被害を引き起こした震災の記憶が風化してしまうのは、とても恐ろしいことだと感じます。
震災について話し、現地の様子を伝える方がいらっしゃることの意義は、非常に大きいと思います。

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ふたちゃん

  さん

最近ではあまりニュースでも現地の様子が取り上げられなくなってきましたが、復興はすすんでいないのですね。
残念ですが、一日でも早く町が復興することをお祈り申し上げます。また、先生の伝承プロジェクトはとても素晴らしい事だと思います。陰ながら応援しております!

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