もう10年以上前のことになるが、「環境ホルモン」という衝撃的な言葉がマスコミを賑わせたことがあった。かって多量に使用していたDDTやBHCなどの有機塩素系農薬、都市ごみの焼却炉から出放出されるダイオキシン,食器や哺乳瓶に使用していた人工樹脂,塗料等から溶け出す化学化合物が、極めて微量ではあるが環境を汚染していて人間や野生動物に取り込まれる。すると、その内分泌物質,特に性ホルモンの作用をかく乱し、生殖や出産、発がんに悪影響を及ぼすことがあると報道された。このような化学物質が「環境ホルモン」である。

 アメリカの生物学者、シーア・コルボーンらは「奪われた未来」という著書で,環境ホルモンによって野生動物に引き起こされた生殖異常を数多く紹介し、人間についても男性の精子が半減することがあると指摘した。40年も前に使用していたDDTやBHCなどの塩素系農薬はいまだに大気、河川、あるいは土壌に残留している。それがプランクトンに取り込まれ、小魚が食べ、さらにその小魚を大きな魚や海鳥が食べるという食物連鎖によって、魚介類や鳥類の体内に10万~100万倍にも濃縮されて蓄積して生殖異常を引き起こすのである。

 調べてみると、日本人が魚などを食べて体内に取り込むDDTは1日に3マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1グラム)と少なく、1日許容摂取量の1%以下であるから大丈夫と考えてよい。ところが、授乳している母親であるとDDTは母乳に濃縮されるから乳児には影響があるのではないかと懸念される。厚生労働省は乳児が母乳を飲むのは長くても2年間だから心配しなくてよいだろうと言っているのだが。

とり

  さん

生物濃縮は怖いですね。
私たちの食べ物がどこからきて口に運ばれるかを知らないと、
場合によっては恐ろしいですからね。

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ちび太

  さん

私は甥っ子と姪っ子がいて、なんでも美味しくパクパク食べるので、大人がそういったものに気を配らなければなりませんね。
放射線も子供はより影響を受けやすいとニュース等で言っていたのを覚えています。

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ノンノ

  さん

環境ホルモンと聞くとなんだか良いイメージが、、
しかし名前からは見えない怖さってあるものですね。

母体からの母乳では長くて2年であるため、影響はないとのこと。
安心しました。

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ぴー

  さん

そうなのですか!?
そうしたら、授乳期にはお魚などはあまり食べないほうが・・・というのも難しいですね。
どうしたらよいのでしょう。

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ゆん

  さん

「環境」ホルモンと言われると環境に害があるもので人体には直接影響ないように聞こえますが、乳児から成人までとても影響するものなのですね。

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ちろ

  さん

環境ホルモン・・よく聞く言葉ではありますが、
ニュースなどで見て、少し気にしよう!と思ったぐらいで
自分の生活内で深く考えたことはありませんでした。

影響はあるのに、微量であれば大丈夫・・というのも
おかしな話ですよね・・。
今の便利な生活ができているのもいろんな開発のおかげですが、それにより自然や地球に影響を与えている事実を
もっと理解しないといけないと感じました。

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shin

  さん

私も、シーア・コルボーン著の「奪われた未来」読みました。目に見えないものだからこそ、正確な知識を身につけることが重要だと思います。

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mottei

  さん

放射線や環境ホルモン・添加物・大腸菌などなど・・・
食品の安全性に関わる要因がこんなにもあるんだな
と心配になります。
どれについても、イメージだけで怖がるのではなく
安全な量などきちんと理解することが大切ですね

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いもこ

  さん

環境ホルモンといえば、
どちらかというと、
授業などで習ったイメージが濃く
あまり身近に感じたことがありませんでした。
自分を取り巻く環境や
今までの出来事に
もっと目を向けなければと思います。

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ダンボ

  さん

確かに10年以上前、環境ホルモンという用語が連日マスコミで賑やかに取り上げられていました。ホルモンという言葉の定義もわからないのに、おまけに環境と付いて余計混乱したものです。当時人類は滅びるといった過剰報道もタブロイド紙が記載していました。   
環境ホルモンで内分泌撹乱されたり、放射線で発がんリスクを高められたり、私たちの時代あまりいいものを残さなかったような気がします。

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zoyu

  さん

環境ホルモンに対して自分自身があまり親身に考えたことがありませんでした。先生のブログや皆さんのコメントを拝見し、改めて環境ホルモンに対して意識が高まりました。またいろいろ勉強させて下さい。

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Pig。

  さん

環境問題や、健康問題は絶えないですね。
暮らしを豊かにするのも人間なんだなと思うと怖い事だと感じます。
でも、豊かになったのもの人間だけですよね。

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トーテム

  さん

何とも懐かしい用語だなと思います。

添加物がもてはやされたのもあの頃でしたでしょうか?

今は影響がなくてもずっと後の世代に影響が出るというのも怖いものです。何かいい方法があればよいのですが。

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ジョー

  さん

食物連鎖による異常が確認されることはとても怖いことだと感じます。目に見えないものについてはなおさらですが、全て人間が生み出したものの影響なんですよね。

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らぁる

  さん

環境ホルモンって言葉をあまり知らないので
恥ずかしいのですが・・

息子を妊娠した時に、魚から体に入るから・・マグロとかの摂りすぎには気をつけた・・記憶があります。

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  さん

「環境ホルモン」初めて聞いた時大変なショックを受けた記憶があります。今まるで気にしない自分がちょっと恥ずかしい思いです。人間少々鈍感で、物忘れがあっていいんだと思いますが、先生のブログをみて反省してます。

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オサム

  さん

極微量の化学物質や放射線は
発がんリスクを多少高める等の問題はあっても
すぐさま命の危険を感じるものではないと思います。
しかしながら、細胞レベルではそれなりに
影響を受ける事はあるでしょうし、
それが生殖細胞に出るとすると
問題が大きくなりますね。
特に晩婚化や若いうちに子供をほしがらない夫婦など
少子化に拍車をかけるだけでなく
高齢出産のリスクも高まります。
若いうちならリスク回避もしやすいでしょうけど。

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