「ヒトは食物を調理をして、仲間と一緒に食べる唯一の動物である」と言われている。動物は餌を食べるが決してこのようなことはしない。一緒に食事をすることは人間のみに許された文化行為なのである。昔は食料が常に不足していて、ご飯を炊いたり、パンを焼くことは主婦の大仕事であった。そこで食事時を決めて親子が集まって食事をするようになり、家族という共同体が生まれたという。

 家族以外の仲間と一緒に食べる「共食」も大切であった。邪馬台国の時代には部落の全員が集まって神様に酒と飯などを供えて豊作を感謝する祭りを行い、供物のお下がりを皆で飲食する「神人共食」がクニを治めるのに欠かせなかった。古代の貴族社会、中世の武家社会では一族郎党を集めての大宴会がしばしば行われた。料理の数や盃の巡り順などで主従関係、身分序列を確かめ、結束を固めたのある。近世になって食料の生産が増えて食事を楽しむ余裕が生まれると、富裕な商人たちは料亭に、職人たちは居酒屋に集まって知人と飲食した。農民も冠婚葬祭、田植えや稲刈りの骨休めには、ぼた餅や赤飯、寿司などを作り親戚、知人が集まって会食した。

 現代でも、結婚式や仏事、職場の旅行、慰安会、会社の0B会、同窓会、趣味の集まりなどには必ず会食がつきものである。、家族や仲間、知人と一緒に食事をすることは楽しく、素直にお互いの心を通わせる効用がある。食べものはどこにでもあり、外食や中食も普及していて、何でも、何時でもも、何処でも食べるだけなら不自由のない時代ではあるが、孤食、個食、バラバラ食では味気ない。

 食事をするのがバラバラになると、伝統的な家族という概念は崩壊する。すると、自分の意志で積極的に食事を一緒に食べる人を探さなければならなくなる。コンパニオン、COMPANION という語は仲間、伴侶、友人などを意味するが、COMPANIONのCOMは(ーーと共に)という接頭語で、PANはパンを表しているから、共にパンを食べる人というのが語源である。夫婦とか家族とかいう絆を振り払うのなら、自分と共に食卓を囲む人を新たに探さなければならない。 

 あなたにとってパンを一緒に食べてくれる大切な人は誰ですか?

独身

  さん

私にとっても、パンを一緒に食べてくれる大切な人は家族です。
いつか、自分と共に食卓を囲む人が現れないかと常に探しております。

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ダンボ

  さん

「インターネット遠距離食事会」の提案!

若い頃は、仕事の関係で、家族揃って食事をするのは、週に1回の割合でした。今は、朝食・夕食とも、連合いと殆ど一緒。子供とは、2ヶ月に一度強の割合で、食事会をしています。
これからの人は、どうするのかと思いますが、結びつきを深める意思があるならば、何とでもなると思います。

スカイプを使って「インターネット遠距離食事会」なんかもいいのではないでしょうか。

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ぽん

  さん

普段は帰りが遅く、私が帰る頃には妻は夕飯を先に済ませて後は寝るだけという状態なのですが、たま~に早く帰ったり休日の夕食を一緒にとれる時には、必ずと言っていいほど「やっぱ一緒に食べると美味しいや。1人だと食欲もあんまり沸かないもん」と言われます。嬉しい反面、いつも寂しい食事をさせて申し訳ないなと思う1コマです。一緒の食事を楽しめるパートナーの居る自分は幸せだなと再認識しながら、もっと一緒に食事をできる回数を増やせるように工夫しなければとも思いました。

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夢苺

  さん

調理をするときも、自分一人のために
つくる料理はまずくなるといいます。
誰かに食べてもらう、誰かのために
つくる料理はおいしくなります。

また、一人で食べるご飯より
みんなで食べるご飯のほうが
おいしいです。

人は、「誰かのため」や「誰かと一緒に」
が一番大切なのかもしれませんね。

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きなこ

  さん

現在1人暮らしを始めてひしひし実感するのが共に食事をしていた家族のありがたみです。
食事とは共に食べる事で楽しみと美味しさが実感されるのではと思いました。

早く一緒にパンを食べてくださる方を探したいです(笑)

返信

おまめ

  さん

一人暮らしをしているため、友人や先輩方と食事を
していると、いつもよりおいしく感じます。
自分と共に食卓を囲む人がいると、同じ内容の食事で
もこんなにも違うのですね。
これからはパンを一緒に食べてくれて当たり前という
気持ちは改め、パンを一緒に食べてくれる人に日々感
謝しながら食事を楽しんでいきたいと思います。

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りょう

  さん

確かに、一人の食事は何だか味気ないです。
もっと美味しく食べれるはずなのに・・・
COMPANIONの語源、納得です。
そうすると、私にとって一緒にパンを食べてくれる大切な人は家族ですね。

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わたぼう

  さん


私にとって、パンを一緒に食べてくれる大切な人は
家族です。
実家暮らしなので、一人で食事をとる機会は
あまりないのですが、いざ離れるとなると
寂しく思ってしまいそうです…

家族と一緒に食べる時間を
大切にしていこうと思います。

返信

りぃこ

  さん

今春から一人暮らしを始め、
一人で食事をすることが多くなりました。

今までは、お母さんの作ってくれたご飯を
家族みんなで食べることがほとんどだったので、
一人で食事の用意をして一人でそれを食べることに
さみしさを感じています。

地元から離れて一人暮らしをすると
共食する相手を探すのが難しいのが現状です。

返信

ポテト

  さん

食べるものに困らなくなった現在、共に食べる人について考えるようになったしまいました。邪馬台国とは真逆ですね。
コンパニオンの語源を初めて知りました。パンを一緒に食べてくれる人、大切にしたいです。

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シフォン

  さん

COMPANIONの語源を初めて知りました。
食はやはり人間にとって大切ですね。一緒に食を楽しむ人がいるかいないか、またそれがどんな団体であるかでその人の人間性が育まれると思います。家族を含め、食育に携わる人々に食育の大切さを伝えたいです。

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creo

  さん

ブログを読んで、食事の思い出、というと
その食事の味そのものだけではく
誰とどんなシチュエーションで食べたか
ということも重要な要素であるということに
改めて気付かされました。

私も一人暮らし5年目に突入し
普段は一人で食事をすることが当たり前に感じていますが
家族や仲間と食事をする時間を
大切にしたいと思います。

返信

オサム

  さん

一人暮らしが長かったためか
一人の食事もそれほど嫌ではありません。
もちろんテレビ等は必需品でした。
家族で一緒に食事をするのは
もちろん楽しいし、大人数の宴会などは
大好きですね。
一番苦手なのは
大人数が食事をしている中で
一人で食事をする時です。
一人で外食が出来ないたちです。
孤独を感じさせられる事が一番嫌ですね。
やはり一緒にパンを食べる大切な人は家族でしょうね。

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