「おふくろの味」という言葉はいつごろから使われるようになったのか。25年ほど前、バブル経済に浮かれ、連夜の接待美食に飽きた社用族が、子供のころに食べていた芋の煮ころがし、大豆や油揚げ、野菜の煮つけなどが母親の味として懐かしくなり、また食べてみたいと言い出したのが最初ではなかったろうか。

 東京近郊の子供を持つ主婦、400人に「我が家の味」をアンケート調査したところ、上位三品は餃子、肉じゃが、野菜の煮物であり、ハンバーグ、カレーライス、味噌汁、豚汁、から揚げ、きんぴらごぼう などがそれに続いた。昭和30年代、若夫婦が親と別居して家庭を持つようになると、それまで母親から娘へ、姑か嫁に伝承されてきた家庭の味はいったん途切れた。そして、若い世代の家庭料理は、料理スクール、テレビの料理番組、新聞雑誌の料理記事、学校給食などを参考にして始まったのである。

 その後、 だしの素、カレールウ、マヨネーズ、スープの素などに始まり、瓶詰のポン酢、ドレッシング、焼肉のたれ、めんつゆ、中華醤、最近では鍋物の出汁 など「合わせ調味料」が進歩、普及して、家庭料理の味は外食店の味に近くなると共に画一的にもなった。それでも、それぞれの家庭に我が家の味はあるだろう。

 そもそも、家庭料理は専門店のグルメ料理とは別の次元のものである。決して美食である必要はなく、経済的で、作りやすい簡単な料理であればよい。それよりも、作り手の愛情を感じながら、家族一緒に食べれば「おいしい」のである。「おふくろの味」とはそのような存在なのである。読者のおふくろの味はどのようなものですか。

 東北大震災が起きて、暖かいご飯を家族で食べられることが、どんなに大切なことかを気づかされた人は多い。特に、子供にとって母親の作ってくれる食事は心身の大きな絆になる。一人で食べても平気だよ などと言わせなくても済むようにしてほしい。子供の食事の世話をすることから食育は始まるのである。

  

独身

  さん

うちのおふくろの味は、薄味が多いですね。
きっと健康のことを考えてくれているのだと・・・。

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トーテム

  さん

お鍋いっぱいのおでんがおいしかったなぁ・・・と思います。

大きな鍋で2日分くらいを作って食べていたのがいい思い出です。

そろそろ季節外れですけど、また食べたいものです。

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偽PT

  さん

子供のころは、何も考えず親のごはんを食べていました。大人になるにつれ、外食などで色々な場所で食べる機会も多くなりますが、おふくろの味が一番おいしいと思いますね。

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ジョー

  さん

子供のころは家庭の味しか分からず、もっと美味しいものを食べたいと思っていましたが、自立し外食が増えると家庭の味ほど恋しくなるものはありません。
外食をおいしいと感じることは少ないですね。

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ミー

  さん

味噌汁ですね。私が家に帰ると
必ず作ってくれる母の味です。
特に夏しか食べられない
きゅうりの味噌汁が大好きです。
意外だと思われる方も多いですが
冬瓜のように美味しく頂けます!

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Shozzy

  さん

おふくろの味で一番に思いつくのはみそ汁ですね。
先日久しぶりに飲んだら若干味が変わっているように感じましたが・・・それでも懐かしさは変わらないです。

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ぽん

  さん

私の中の『おふくろの味』はポテトサラダですね。
特別変わった食材が入っているわけでも、変わった味付けなわけでもないのですが、他で食べるどのポテトサラダよりも美味しいんですよね。

最近では、おふくろの味風の調味食材も店頭で増えましたし、たしかに何を基準におふくろの味なのでしょうね。

核家族が増え、味や食文化が継承されずらい世の中になった今だからこそ、改めて食を見直して伝えていかなければいけませんね。

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