1-1.食生活における省エネルギー 

 1992年(平成4年)の地球サミットにおいて、人類の産業活動により排出される二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどの温室効果ガスが地球の温暖化をもたらしていることが指摘され、その排出規制が国際的な課題になった。そこで、2015年に締結されたパリ協定では、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて2度未満、できれば1.5度未満(今より1度上昇、できれば0.5度上昇)に抑えることを目標として、経済先進国、途上国を含めて188か国が温室効果ガスの排出削減に自主的に取り組むことを決めた。1997年に締結した京都議定書は先進国だけの協定であったので十分な削減ができなかったからである。削減量の目標は各国の自主申告に任せられているが、アメリカは05年比で28%、EU諸国は90年比で40%、排出量が世界の4分の1を占める中国は30年度を排出のピークにすると申告している。日本の温室効果ガスの排出量は年間12億トンで世界5位であるが、2030年までに13年度比で26%減らす目標を提出している。しかし、パリ協定の締結後も温室効果ガスの排出量は増え続け世紀末には3度以上の気温上昇になるかもしれないので、2019年、ニューヨークで開かれる国連気候行動サミットでは、今や気候非常事態であると宣言して、温室効果ガスの実質排出量を2030年までに45%削減、2050年までにゼロにすることを呼びかけた。

 家庭の食生活によって排出される二酸化炭素はどれぐらいあるのであろうか。わが国の二酸化炭素年間排出量(化石エネルギー起源)は平成22年度で11億2300万トンであり、その内で家庭からの排出はその15%、1億7200万トンであった。日本エネルギー経済研究所が平成2年に調査した結果によると,食料の生産から加工,流通に至るまでに消費するエネルギー量は425兆キロカロリーであるから、二酸化炭素に換算すると3200万トンの排出に相当し、わが国の総排出量の3%になる。1人当たりにすれば年間250キログラムである。 

 家庭の台所ではどのくらいの化石エネルギーが使われるだろうか。日本エネルギー経済研究所が平成2年に調査した結果によると,食料の生産から加工,流通に至るまでに消費するエネルギー量は425兆キロカロリーであった。これは、わが国で消費する一次総エネルギーの13%に相当する。資源協会が家庭生活を営むのに必要なライフサイクルエネルギーを調査した結果を紹介しよう。首都圏に住む夫婦と子供2人のモデル家庭では、1年間に消費する全エネルギーは5100万キロカロリーであり、食生活にはその18%に当たる900万キロカロリーを消費する。このうち、食料にその54%、481万キロカロリーを消費し、調理に使う電気、ガスなど光熱エネルギーとして36%,323万キロカロリーを消費する。台所で使われる光熱エネルギーは、35%が冷蔵庫、32%がガスコンロ、19%が湯沸かし器で消費される。調理に使用する光熱エネルギーは一人、1食分が785キロカロリーだが、4人分まとめて調理すれば一人分は659キロカロリーで済む。家族が一緒に食べるなら1日の調理エネルギーは1933キロカロリーであるが、家族全員がそろわず「バラバラ食」になると、料理を温めなおしたりするから2614キロカロリーに増える。最近増えてきたバラバラ調理、バラバラ食はエネルギーの無駄使いになるのである。

わたし

  さん

化石エネルギー? (笑)
本気でそう思ってるのですか?!

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Theo

  さん

CO2 の重量は空気の1,55倍ですから、上空に上昇しません! 故に、CO2による温室効果というもはトンデモ詐欺なのですよ。地球温暖化詐欺がばれ始めたら、気候変化に言葉をすり替えました。
北極の氷河が解けて2000年頃にはマルディ-ブは海に沈み、海岸線が変わると言われていたけど、何も変わってません。それどころか、温暖化を言い出した連中は、こぞって海のそばに豪邸を建築しています。
博士さん、少しリサーチしてください。 連中のいう事を丸のみにしてはいけません!

www.globalresearch.ca/great-zero-carbon-criminal-conspiracy/5736707

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