フレイルとは、加齢により運動機能や認知機能が衰え、介護が必要な前段階の状態を指します。そのまま放置してしまうと、介護が必要な状態になる可能性が高いです。
早期に発見し、適切に対策に取り組むことで、フレイルの進行を防ぐことができます。最近体重が減少した、疲れやすいなど感じている方は注意してみてください。食事でのポイントを紹介します。
➀1日3食しっかり食事をとる
低栄養は、筋力や身体機能の低下を招き、フレイルの原因になります。1日に必要なエネルギーを3食でとり、栄養不足にならないようにしましょう。
➁色々な食材・食品を食べる
それぞれの食品に含まれる栄養素は1種類だけではありません。様々な食品を組み合わせて食べることで、必要な栄養素をバランスよく摂取できます。まずは、主食・主菜・副菜が揃った食事をとることを心がけましょう。
➂たんぱく質を意識してとる
たんぱく質は筋肉や体の細胞の元になる栄養素です。高齢の方はたんぱく質が不足しがちなため、特に肉・魚・卵・牛乳などの食品からたんぱく質をしっかりとるようにしましょう。また、間食でもヨーグルトなどのたんぱく質が多いものを選びましょう。
➃咀しゃく機能を鍛える
噛むことが難しくなっていき、柔らかいものばかり食べてしまうと、ますます噛むための筋力が弱まっていきます。そのような状態になると食べられるものが少なくなり、食欲低下、栄養不足に繋がります。普段からよく噛んで食べる、噛みごたえのある食品を食べるようにしましょう。
今回はフレイルの方向けに、「パワーアップ食ご飯付」から8食お選びしました。食事でお困りのことがございました、ミールタイムまでご相談ください。