味噌汁.png食事について、これまでは、因果関係がある症状を改善するために、バランスの良い食事・エネルギーコントロール・ダイエット・アルコールについてお話しして参りました。
次に、尿酸値を挙げてしまう原因としてプリン体が多い食品です。

・だしの材料別のプリン体量
日本痛風・核酸代謝学会による『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』生活指導・食事療法には、"...プリン体として1日の摂取量が400mgを超えないようにする。..."と記載されています

体内にあるプリン体の内、食事由来は2割程度と言われており、昔のように"〇〇は食べちゃダメ!""控えた方が良い"と、あまり厳しく言わなくなりました。しかし、習慣的に食べている物の中に、プリン体を多く含む食材があるのであれば、気を付けた方が良いと言えます。
そこで、まずは"だし"の種類を見直してみるというのはいかがでしょうか。

プリン体は水溶性のため、食材そのものを食べない"だし"であっても、プリン体量が多い食材を"だし"の材料にした場合は、プリン体が比較的多く含まれると考えられます。


だしとプリン体量.png右表は、"だし"として使用される頻度が高い食材100gに含まれているプリン体含量です。
これらを100gも食べるという事は、なかなか考えにくいですが、干し椎茸・鰹節・煮干しのプリン体量が多く、昆布は少ない事が分かります。
また、ホタテ貝は乾物ではありませんが、プリン体は心配するほど多くない食材と言って良さそうです。
だしの素やコンソメスープのような旨味調味料には、肉・魚の旨味成分を加えている事が多いため、結果プリン体量が多くなってしまいます。

豚骨ラーメンのプリン体量は多いですが、乾物でないため、100gの位置づけが他とは異なります。1人前のラーメンのスープ量は約500mlなので、163.5mgのプリン体が含まれている事になります。

・旨味の種類を組み合わせると、味の相乗効果がある。
だしの種類.png旨味成分の種類は右表の通り、色々ありますが、旨味は1つよりも組み合わせると相乗効果があります。

核酸系であるイノシン酸・グアニルサンは、尿酸値を上げやすいため、有機酸系・アミノ酸系のだしと組み合わせる事で、使用量を減らすというのはいかがでしょうか?

 和食:鰹節(イノシン酸)+昆布(グルタミン酸)
 洋食:肉(イノシン酸)+セロリ・玉ねぎ・人参(グルタミン酸)
 中華:鶏・ホタテの貝柱(グルタミン酸・イノシン酸)+白菜・長ネギ(グルタミン酸)
 イタリア料理:魚介(イノシン酸)+トマト・チーズ(グルタミン酸)

さらにレモンに含まれるクエン酸やリンゴに含まれているリンゴ酸等の果実酸類には、旨味を高める作用があります。酢の物が代表的な料理にありますね。

・味噌汁や煮物の"だし"に昆布茶を使ってみてはどうか?
昆布茶.png外食で使用されている"だし"をコントロールする事は出来ませんが、ご自宅での食事は工夫をしておきたいところです。特に、味噌汁や煮物等、"だし"をよく使用した料理を作るという場合は、気を付けておくと良いでしょう。
昆布だしを作るのが面倒...という場合は、昆布茶を使用すると、とっても手軽です。

外食で豚骨・カツオ・煮干しを"だし"に使用しているラーメンをよく食べるという方は、ラーメンのスープは飲まない方が良いですね。プリン体の話ではなく、ラーメン+ライスのライスはやめておいた方が良かったですね

いかがでしょう?何か取り入れられそうな事はあるでしょうか?

あんり

  さん

昆布茶使うなら普通に昆布だしでよくない?
昆布茶も安くはないし…

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Takako

  さん

年とともに骨密度が低めになってきました
そこで以前に増して 食べる煮干しやかちりなどを
毎日摂っています
お味噌汁のだしも煮干しです
近頃尿酸値も高くなってきていて このサイトで
これらがすべて尿酸値を上げる食品と知り
戸惑っています
ビールもノンアルにしているのに・・・
食べるものに苦慮しています

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小松ようせき

  さん

フカヒレ姿煮を作りました。擬通風治療中です。尿酸値が上がりかが心配です。

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グリーン

  さん

だしの香りが漂ってくると、心がほっとするようなほわっと包まれる温かみを感じます。
味の相乗効果に加えて、香りでも効果があるのかなと思いました。
知らず知らずに摂取してしまっているのが、一番怖いと思います。
何事も日々の積み重ねなのですね。
だしに昆布茶を使うのは、手軽で良さそうです!
塩分も気になりますが、少量で使えば、とっても活用できそうなので、実践してみようと思います!

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つかさ

  さん

今回もありがとうございます。プリン体制限では、まずお酒の摂取量、たんぱくげんの摂取量を
ヒアリングしていましたが、だしは盲点でした。若い男性の方で、麺類がお好きという方も
多いと思います。特段塩分制限がなくてもプリン体摂取の関係で控えるようにお話し
したいと思いました

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  さん

食材のプリン体は気にしますが、だしのプリン体というのは盲点でした!
旨味調味料も注意が必要なのですね。
だしは料理に使う事が多いので気をつけてみようと思います。

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ぴーなつ

  さん

お出汁でも、種類によってプリン体の量が大きく違く、驚きました。
よく、コンソメやだしの素を使うので、今後は昆布茶も取り入れてみようと思います。

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しろくま

  さん

昆布茶はいいですね。
昆布を手軽に手に入れられる手段として、一つ考えてみたいと思います。

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